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【思い込み】

クロフネファームが立ち上がった一番最初から

来てくれているスタッフで『ジェームス』という

男の子がいます。

ジェームスと出会ってから、自分の『思い込み』の強さを

実感しました。

 

※顔出しNGにつき

 

ジェームス(あだ名です)(22)

三重県多気郡出身

発達障害、自閉症

 

ジェームスは近所の農家さんの手伝いをしていたのですが、

クロフネファームができるということで、

そこからの紹介でやってきた、クロフネファームの最初の利用者さんです。

周りとのコミュニケーションを取るのが苦手。

でも一人で黙々と作業をやることは得意。

そんな情報を聞いていたので、厨房の中の仕事として

最初は洗浄機の前のお皿洗いの仕事をしてもらっていました。

 

『包丁を持っての作業はまだ無理だろう』

という僕の思い込みからです。

 

あるとき、デザートのケーキをカットしてもらおうと思って

ジェームスに声をかけました。

『これをこの大きさに切って、キレイにお皿に並べといてくれる?』

『……はい』

 

その様子を遠くから眺めていると、うまく切れてはいるようですが、

お皿に並べるときにどうもバラバラに並べているようでした。

『キレイに並べる』は、もっと具体的に指示してあげるべきだったな。

ジェームスにはまだ早かったか。。。

と思って、『ジェームスそれはね、』

と声をかけに行ってビックリしました。

遠くから見たらバラバラに見えたケーキたちは

上から見るとこんな風になってました。

『ジェームスすごいやん!なんでこんな並べ方にしたの!?』

『春だし…桜っぽいし…』

とジェームス。

すごい!こんな才能があったなんて!!

その日からジェームスは包丁を持って野菜切りや

盛り付けをやってもらっています。

その写真が上記の『顔出しNG』の写真です。

とっても丁寧に切って、キレイに並べてくれます。

 

どうせ無理だろう、できないだろう、ちゃんと指示してあげなくちゃ。

そんな自分の思い込み。

小さな自分の枠の中だけで見ていた自分が恥ずかしくなりました。

 

障がい者さんに限らずですが、その人の可能性を信じて、

いろんなこと挑戦できる環境作りが大事なんだと感じています。

 

クロフネファームのお野菜は、見た目でも楽しんでいただけるように

毎日ジェームスが丁寧に切ってくれています。

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